大根の上手な育て方講座
土づくり(1㎡あたりの量)
- 石灰 100g
※石灰は1週間前に施し、耕しておくとよい
- 牛糞堆肥 3リットル
- 肥料 100g
ポイント
大根は根が土深くまで伸びるので、石やゴミは取り除きながら、深く丁寧に耕し、やわらかい土を作ります。
種まき
- 新潟だと8月下旬~9月中旬に種をまきます。
- 大根は、カブやニンジンと同様に移植ができないので、苗ではなく種から育てます。
- 畝は高ければ高いほどよいです(目安は30cm程度の高さ)
- 株間を30cm空けて、種をまく場所に深さ1cm程度の穴をあけ、そこに4粒の種をまきます。
(穴が深すぎると発芽しないので、深植えにならないように注意してください)
- 種は鳥の大好物で狙われます。発芽するまでは不織布で覆うと良いです。
- 種をまいたら、軽く土をのせて、たっぷりと水を与えます。また、芽が出るまでは毎日水やりを行いましょう。(種まきから1週間程度で芽が出てきます♪)
間引き・土寄せ・追肥
- 芽が出て、本葉が1~2枚ついたら、生育の悪い苗を1本間引いて、3本にします。
※間引きとは? → 苗を抜くことです。せっかく出てきた苗を抜いてしまうのは、かわいそうだと思いますが、成長させるために心を鬼にして、間引いてください。
- 種まきから20日前後、本葉が3~4枚になったら2回目の間引きをします。間引いたら、肥料を30g/m²施し、株元に土を寄せてあげます。
- 本葉が6~7枚になったら、元気のよい株を残して間引いて、いよいよ苗を1本にします。間引いたら、肥料を30g/m²施し、株元に土を寄せてあげます。
収穫
- 青首大根の場合は、直径7cmくらいになったら、収穫の適期です。
- 収穫を遅らせる場合は、葉の下まで土をかけてあげてください。
- 開花が始まったころに、追肥をします。(根元に5g程度)
- 大根は大きいので、収穫の時に力を入れすぎて「しりもち」をつかないようにしてくださいね。
- 土の中に石が混ざっていると「ふたまた」になります。…が、それはそれでオモシロいですね♪
【留意点】
- 育成途中で何回かに分けて間引きを行いますが、「間引き菜」「大根菜」として食べられます。
- 大根作りが初めての方は青首大根「耐病総太り」がおススメです。
- 大根は大きいので、一日に2本~3本食べるのは無理かと思います。ですので、種をまく時期を一週間ずつずらして、3回まいたりすると、長い間、収穫が楽しめますよ(^^)/