ジャガイモの上手な育て方講座
土づくり(1m²あたりの量)
- 石灰 50g
※石灰は1週間前に施しておくと良いのですが、多く入れすぎないように注意してください。
じゃがいもは酸性の土を好みますので、石灰を入れてアルカリ成分が多くなるとうまく育たなくなります。
植え付け
- 新潟での植え付けは3月~4月上旬が適期です。
(秋植えは暑さで種イモが腐ることも多いので、春植えがおススメです。)
- 種イモの準備
種イモは病気にかかりやすいので、お店で買うと安心です。
一片が30g~40g程度になるように切り分けます。
その際に、各片に2~4個程度の芽が残るように、芽を切らないようにしましょう。
切り口を3日程度乾かしてから畑に植えます。
- 畝を作った後、真ん中に深さ15cm程度の溝を掘り、その中に30cm間隔で種イモを並べます。
- 切り口を下に向け、芽が上になるように並べます。
- 種イモと種イモの間に、堆肥(クワに軽く一のせ程度)と肥料20g(軽く一握り)を施します。
- イモの上に土を8cm程度かけます。
芽かき
- 一片の種イモから5~6本の芽が出ます。すべての芽を伸ばしておくとイモの数が多くなり大きく育たないので、芽が10~15cm程度になったら、生育の良い芽を1~2本残し、他は全て刈り取ります。
追肥・土寄せ
- 1回目の追肥
芽かきの作業後、株間に20gの肥料を施し、土寄せを行います。
- 2回目の追肥
1回目の追肥から20日後に、同量の追肥と、土寄せを行います。
収穫
- 6月ごろに、葉や茎が黄ばんで枯れ始めたら収穫の合図です。
- 晴天が2~3日続いた後に収穫します。雨が続いた後に収穫するとイモが腐れやすくなります。
※梅雨の時期と収穫の時期が重なるので、天気予報をよ~く見て、晴れの日を狙ってください
【留意点】
- 追肥の時に、土寄せをしっかりと行わないとイモが大きくなりません。またイモが土から出てしまうと皮が緑色になりますので、土寄せは大切な作業になりますよ♪