ネギの上手な育て方
土づくり(1m²あたりの量)
- 石灰をまいて酸度調整は必要なし。
- 植え付け時に肥料は必要なし。
苗選び
- 長さ30cm~50cmを選ぶ。
- 葉鞘(白い部分)の太さが1cm以上あるものを選ぶ。
- 根がしっかりしているものを選ぶ。
植え付け
- 新潟では7月~8月上旬に苗を植え付けます。
- ネギは密植えをするので、まんべんなく日光が当たるように、東西方向に植えます。
- 幅15cm、深さ30cmの溝を掘ります。
- 苗と苗の間隔は5cm程度あけます。
- 一方の壁に沿って立てて並べ、根元が少し隠れる程度に土をかけて安定させます。
- 溝にワラを敷き詰めます(ネギの根は空気を好むので、ワラを敷くことにより、土の中に空気を入れます。)ワラは溝の半分くらいの高さまで入れます。
追肥・土寄せ
- 植え付けから2週間後に、肥料30g/m²を溝の脇の土に施し、ワラが隠れるくらいに、その土を溝に流しいれます。
- 1回目の追肥から1カ月経ったら、2回目の追肥を行います。この時は、ネギの白い部分が隠れるくらいに土を寄せていきます(肥料30g/m²)。
- 2回目の追肥から1カ月経ったら、3回目の追肥を行います。この時は、ネギの白い部分が隠れるくらいに土を寄せていきます(肥料30g/m²)。
- 3回目の追肥から1カ月経ったら、4回目の追肥を行います。この時は、ネギの白い部分が隠れるくらいに土を寄せていきます(肥料30g/m²)。
収穫
- 4回目の追肥から30~40日後が収穫期になります。
- 株の脇をを深く掘り起こし、手で引き抜いて収穫します。
【留意点】
- 多くの野菜は根を下に伸ばしますが、ネギは上に伸びます。図のように、日光に当たらない部分が白くなります。