ほうれん草の上手な育て方講座
土づくり(1m²あたりの量)
- 石灰 150g
※石灰は1週間前に施し、耕しておくとよい
- 牛糞堆肥 3リットル
- 肥料 100g
種まき
- 新潟では3月~5月(春まき)、9月~11月(秋まき)に種まきを行います。
- 畝幅50cm程度の畝を作れば、種をまく列の間隔を30cmあけて、二列で栽培ができます。
- 畝に支柱を寝かし、1cm程度の深さの溝を作ります。
- 溝に1cm間隔で種をまいていきます。
- ニンジンの種は「好光性種子」といい、日光を好むので、種をまいた後は薄く土をかけます。
- 種は鳥の大好物で狙われます。発芽するまでは不織布で覆うと良いです。
- 芽が出るまでは土を乾燥させないように、毎日水やりをしましょう。
間引き・土寄せ・追肥
- 種をまいて、5日程度で芽が出てきます、種まき後10日くらいで、生育の悪い苗を抜き、苗と苗の間隔を3cmにします
(※種をまく時には1cm間隔にしたので、3つのうち1つだけにする。)
- 大きく育てたい場合は、苗と苗の間隔を6cmにします。
- 追肥は種まきから20日後、10cmくらいに生長した頃に、周囲の土を耕しながら、30g/m²を施します。
※間引きとは?
苗を抜くことです。せっかく出てきた苗を抜いてしまうのは、かわいそうだと思いますが、成長させるために心を鬼にして、間引いてください。
収穫
- 種まきから30日~50日後に収穫できるようになります。
- 20~30cmに生長したら、順次収穫します。
- 収穫は株の根元を切るか、株ごと引き抜きます。その際に、根元付近のピンク色になった部分は栄養満点です。そこを切り落とさずに、おいしく食べてください♪
【留意点】
- 寒冷期の保温について
12~2月は雪や寒風で、凍害や葉が黄色になることがあります。寒冷期に育てる場合は、保温対策として、黒マルチを敷き土の温度を上げることと、不織布や寒冷紗をかけたまま育てる。または、トンネルを作ってあげると、保温効果があり、上手に育てられますよ。
12月の寒い時期から育てられる品種もあります。「何か育てられる野菜はないかなぁ?」と思ったら、ホームセンター等で寒い時期にまける種を探してみてください。