ニンジンの上手な育て方講座
土づくり(1㎡あたりの量)
- 石灰 200g
※石灰は1週間前に施し、耕しておくとよい
- 牛糞堆肥 6リットル
- 肥料 100g
※その他の肥料(用意できれば最高です!)
- 完熟鶏糞 300g
- 魚粉 100g(ニンジンを甘くします)
- 油かす 100g(色つやを良くします)
種まき
- 新潟では7月~8月上旬に種まきを行います。
- ニンジンは大根やカブと同様に、移植ができないので、種から育てます。
- 種をまく前に、土をよ~く耕し、やわらかい土を作っておきます。土の中に堆肥のかたまりや石があると「ふたまた」に分かれることがあります。
- 高さ20cmの畝を作ります。
- 畝幅50cm程度の畝を作れば、種をまく列の間隔を30cmあけて、二列で栽培ができます。
- 畝に支柱を寝かし、1cm程度の深さの溝を作ります。
- 溝に1cm間隔で種をまいていきます。
- ニンジンの種は「好光性種子」といい、日光を好むので、種をまいた後は薄く土をかけます。
- 種は鳥の大好物で狙われます。発芽するまでは不織布で覆うと良いです。
- 芽が出るまでは土を乾燥させないように、毎日水やりをしましょう。
間引き・土寄せ・追肥
- 間引き1回目…発芽後、双葉が開いたら、3cm間隔にします。
※種まきは1cm間隔でしたよ。
- 間引き2回目…本葉が3~4枚になったら、6cm間隔にします。
この時に、株元に一つまみ程度追肥をし(30g/m²)、土寄せをします。
- 間引き3回目…本葉が6~7枚になったら、12cm間隔にします。
この時に、株元に一つまみ程度追肥をし(30g/m²)、土寄せをします。
※間引きとは?
苗を抜くことです。せっかく出てきた苗を抜いてしまうのは、かわいそうだと思いますが、成長させるために心を鬼にして、間引いてください。
収穫
- 新潟では11月以降に収穫期を迎えます。
- 土の上に出てきている部分が5cmくらいになったら、収穫適期です。
- 葉の根元をもって、まっすぐ上に引いてください。
【留意点】
- 一般的なニンジンは栽培期間が120日程度かかりますが、ミニニンジンなら70日程度で収穫が可能ですので、両方植えると収穫時期がずれて、楽しいですよ♪