育て方講座

スイカの上手な育て方

スカイの上手な育て方

スイカの上手な育て方講座

土づくり(1㎡あたりの量)

◆1株あたり2m×2mの正方形の広いスペースで栽培します。

  • 石灰 300g(栽培スペース全体)

◆栽培スぺースの中心に深さ30cm、直径30cmの穴を掘ります。

  • 牛糞堆肥 3リットル(植穴へ)
  • 肥料 30g(植穴へ)
  • ようりん 10g(植穴へ)
    ※用意できれば最高です。

◆上記を入れたら、土を戻し、高さ20cm、直径30cm程度の山を作ります。
→スイカやカボチャを育てる時の「鞍つき」という畝の完成です。

植え付け

  • 新潟では5月~6月中旬に苗を植え付けます。
  • 植え穴をあけたら、水を入れてから植えます。(根付きがよくなります)
  • 苗を植え付けたら、敷きワラを苗の周りに満遍なく敷きます。

摘心・整枝・人工授粉

  • つるの数や、実の数を制限することで1つのスイカに養分がいき、おいしいスイカになります。
  • 本葉が5~6枚の時、親づるの先端をハサミで切り取り、脇芽(子づる)を伸ばします。
    ※スイカは親づるよりも、子づるに実をつけます。
  • 子づるが伸び始めたら、茎が太くて草勢のよいものを3~4本残して他は切り取ります。
  • 雌花(花の下に小さなふくらみがあるもの)が咲いたら、雄花(花の下に何もないもの)を摘み取り、雌花に軽く押し付けます。
  • ※人工授粉は、気温が上がる前の朝9時前までに行います。気温が高い日や、雨の日などは授粉障がいがおき、奇形になるなど、美味しいスイカができなくなる可能性があります。

受粉・摘果

  • 雄花が開花し、葉の上に花粉がこぼれ始めたら人工授粉を行います。茎を手で軽くたたき、 花粉が雌花(ひげ)に付くようにします。または、雄花をきりとってしまい、それを雌花に押し付けるようにして受粉させます。
  • 1株で複数の実を育てると一つ一つの実が小さくなってしまうため、一番上の実を残し、他は小さいうちに摘果する。
    (ヤングコーンとして食べることができます)

追肥・摘果

  • 果実がピンポン玉くらいの大きさになったら株の周辺に、化成肥料を30gまきます。
  • 肥料が多すぎるとつるぼけになってしまうので、3週間おきに30g程度をまいていきます。
  • 1本のつるに複数の実が付きますが、一番最初のもの以外は切り取ります。

収穫

  • 日光が当たらない所は色がキレイにでないので、定期的に果実の向きをかえると良いです。
  • 天候にもよりますが、人工授粉から35~40日が収穫の目安です。

【留意点】

  • 食べ頃になるとカラスさんが狙ってきますので、ネットをして対策をすることをおススメします。